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カメラ設定ファイルの準備

クラウドビデオレコーダーのサービスを利用するためには、カメラから映像を取得するための設定を行なう必要があります。
まずはカメラ設定ファイル(JSON形式)を作成し、それをIoTルーターにインポート後、クラウドビデオレコーダー上でカメラ検出を実行することで設定が完了します。

ここではカメラ設定ファイルを準備する手順について説明します。

カメラ設定ファイルを取得します。
カメラ設定ファイルの提供について

アムニモでは、接続実績のあるIPカメラの設定ファイルをカメラベンダー・機種ごとに用意しております。また、接続実績のないIPカメラでもアムニモにて接続評価をした上で設定ファイルをご用意します。
接続実績のあるIPカメラの設定ファイルの取得、もしくは接続実績のないIPカメラに対するカメラの設定ファイルの作成依頼につきましては、アムニモの担当営業にお問い合わせください。

参考までにAxis社のP1455-LEの設定ファイルを添付します。

【参考】Axis社のP1455-LEの設定ファイル

{
    "auto-detect": false,
    "cameras": [
        {
            "id": "91d06b9b-3dea-76ac-02b9-7b721bf96384",
            "name": "axis P1455-LE",
            "user": "root",
            "password": "admin",
            "rtsp-url": "192.168.1.19:554/axis-media/media.amp",
            "meta": {
                "port": "LAN1",
                "ipAddress": "192.168.1.19",
                "deviceType": "OnvifCamera",
                "model": "axis P1455-LE",
                "manufacturer": "axis"
            }
        }
    ]
}
取得した設定ファイルに対し、以下の項目をIPカメラの実機情報に合わせて上書きします。
  • user
  • password
  • rtsp-url のIPアドレスの箇所

上記以外の項目に対しては必要に応じて任意で変更してください。

【参考】カメラ設定ファイルのテンプレート

カメラ設定ファイルのテンプレートも参考までに添付します。
こちらにご自身で接続するIPカメラの情報を入力して利用することもできます。

{
  "auto-detect": false,
  "cameras": [
    {
      "id": "ユニークなID GUIDを推奨【必須】",
      "name": "検出後にUI上に初期表示されるカメラ名【必須】",
      "user": "カメラのユーザ名【必須】",
      "password": "カメラのパスワード【必須】",
      "rtsp-url": "カメラのRTSP URL(IPアドレス以降はおおよそカメラメーカごとに決まったパスが多い)【必須】", 
      "meta": {
        "port": "LAN1",
        "ipAddress": "IPアドレス。UIのカメラ設定画面での表示用。【任意】",
        "deviceType": "OnvifCamera",
        "model": "機種名。UIのカメラ設定画面での表示用。【任意】",
        "firmwareVersion": "ファームウェアバージョン。UIのカメラ設定画面での表示用。【任意】",
        "serial": "シリアル番号。UIのカメラ設定画面での表示用。【任意】",
        "hardwareId": "ハードウェアID。UIのカメラ設定画面での表示用。【任意】",
        "manufacturer": "メーカー名。UIのカメラ設定画面での表示用。【任意】"
      }
    }
  ]
}

上記で【任意】となっているパラメータは、カメラ設定ファイルに記載がなくても問題なく動作します。

ファイルの項目の「name」について

nameはカメラ検出時にクラウドビデオレコーダーの画面上に初期表示されるカメラ名です。
そのため、カメラ検出後にnameを変更してIoTルーターに設定ファイルをインポートしても、クラウドビデオレコーダーの画面上のカメラ名は変更されません。
その逆で、クラウドビデオレコーダーの画面上でカメラ名を変更しても、ルーターにインポートした設定ファイルが上書きされることもありません。

カメラ検出後にクラウドビデオレコーダー上でカメラ名を変更したい場合は以下を参照
クラウドビデオレコーダーマニュアル > カメラの設定と操作『カメラ表示名を変更する』

設定ファイルの項目の「id」について
  • インポートした設定ファイルに既にクラウドビデオレコーダー上で検出済みのカメラと同じidがあった場合、同一カメラと認識します。この場合、「name」以外は設定ファイルに記載の情報に上書きされます。一方、idが異なる場合は、別カメラとして扱われ、新規でカメラ検出されます。
  • idは、同じルーターの中でユニークな必要がありますが、別のルーターであれば同じidを使っても問題ありません。
  • 以下の文字はidに利用できません。
    『”(ダブルクォーテーション)』『\(バックスラッシュ)』『/(スラッシュ)』

カメラ設定ファイルで設定した項目は、クラウドビデオレコーダーのカメラ設定画面より確認することができます。
クラウドビデオレコーダーマニュアル > カメラの設定と操作『カメラの詳細情報を確認する』

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