View Categories

簡易設定をする(FW v.3.2.0 以降)

WARNING
  • 簡易設定画面は初回設定時のみ表示されます。
  • 通信モジュール非搭載モデルの IoT ルーター(AR10-000JP)をご利用の場合、「 簡易設定 」画面は表示されません。

簡易設定の概要 #

「 簡易設定 」画面で、以下の設定をすることができます。

  • モバイル通信設定
  • インターフェース設定
  • パッケージリポジトリの認証情報
  • DNSの有効化 / 無効化
  • フィルター
  • DMS (デバイス管理システム) の有効化 / 無効化
  • Nx Witnessの 有効化 / 無効化

INFOMATION

なお、簡易設定をすると、DNSの設定およびフィルタリングの設定が自動で適用されます。自動で適用されるDNSおよびフィルタリングの設定内容は、以下のとおりです。

機能項目設定値
DNS有効無効設定有効
フィルタリング入力設定入力デフォルトポリシー 
related
established
invalid
入力インターフェース
破棄
許可
許可
破棄
許可
フィルタリング転送設定転送デフォルトポリシー許可
フィルタリング出力設定転送デフォルトポリシー許可

詳細設定をする場合は、以下のマニュアルを参照してください。
⇒ エッジゲートウェイシリーズ GUIユーザーズマニュアル 『 フィルター設定をする 』 『 DNS 設定をする 』

 

簡易設定の手順 #

WARNING

「 簡易設定 」画面でモバイル通信設定を行う場合、SIM は slot0 にセットした状態で実施する必要があります。
slot0 に正しくセットされていない場合や、slot1 にセットした状態で実施すると、フェイルセーフ機能により端末が再起動してしまいますのでご注意ください。

以下は、屋内版エッジゲートウェイ(AG10)を操作した例になります。

初回ログインでパスワードを設定が完了すると、「 簡易設定 」画面に遷移するかスキップする選択肢が出ます。
[ 遷移 ]をクリックすると「 簡易設定 」画面に遷移します。

「 簡易設定 」画面

モバイル接続ご利用の場合は、モバイル通信の「 通信キャリア・契約プラン 」から登録済みの通信キャリアまたは契約プランを選択し、[ 次へ ]をクリックします。
モバイル接続設定が不要の場合は、そのまま[ 次へ ]をクリックし、インターフェースの設定に進んでください。

選択した通信キャリアまたは契約プランに応じて、「 APN 名 」「 アカウント 」「 パスワード 」「 認証方式 」が自動的に設定されます。

NOTE
  • 「 通信キャリア・契約プラン 」に使用する通信キャリア・契約プランが登録されていない場合は、[ その他 ]を選択してください。
  • 認証する必要のない SIM を使用する場合は、「 認証方式 」で「 PAP 」と「 CHAP 」の両方のチェックをはずしてください。

WARNING

モバイル設定を誤って設定すると、フェイルセーフ機能によってデバイスが再起動する場合があります。

  • 設定の際は、ユーザー名やパスワードを正しく設定してください。
  • コンパクトルーターが再起動を繰り返すときは以下のページを参照してください。
    ⇒ エッジゲートウェイスタートアップガイド『 デバイスが再起動を繰り返す 』

NOTE

モバイル接続設定については、以下のページで動画でも解説しています。
⇒ 『 アムニモのデバイスをインターネットに接続する

環境に応じて、インターフェースの設定を行い、[ 次へ ]をクリックします。
NOTE

デバイス毎にインターフェースの名称が異なります。設定の際は、それぞれ読み替えてください。

トグルをクリックして、有効 / 無効に設定します。
モバイル通信の設定を行っていない場合は[ 無効 ]に設定してください。
また、必要に応じて、「 ダイナミック SNAT 」にチェックを付けます。

トグルをクリックして、有効 / 無効に設定します。
「 IPアドレス 」を割り当てる方法として、「 DHCP クライアント 」または「 固定 IP アドレス 」を選択します。「 固定 IP アドレス 」を選択した場合は、「 IP アドレス 」と「 ネットマスク 」を入力する必要があります。
また、必要に応じて、「 ダイナミック SNAT 」にチェックを付けます。

トグルをクリックして、有効 / 無効に設定します。
「 IP アドレス 」を割り当てる方法として、「 DHCP クライアント 」または「 固定 IP アドレス 」を選択します。「 固定 IP アドレス 」を選択した場合は、「 IP アドレス 」と「 ネットマスク 」を入力する必要があります。
また、必要に応じて、「 ダイナミックSNAT 」にチェックを付けます。

パッケージリポジトリの認証情報として、「 ユーザー名 」と「 パスワード 」を入力してください。パッケージレポジトリの認証情報を後で設定する場合は空欄のままで構いません。
NOTE

パッケージリポジトリの認証情報は、ファームウェア更新が必要な場合のみ設定する必要があります。 認証情報( ユーザー名とパスワード )をご希望の方は、弊社サポートにお問い合わせください。

DMS の設定をします。トグルをスライドして、DMS を 有効 / 無効 に設定します。
Nx Witness の設定をします。トグルをスライドして、Nx Witness を 有効 / 無効 に設定します。
NOTE
  • Nx Witness を有効に設定した場合、必要に応じて「 ポート番号 」と「 パスワード 」を設定します。
  • IoT ルーター(AR)では、Nx Witness の項目は表示されません。

[ 次へ ]をクリックします。
入力内容を確認し、[ 設定 ]をクリックします。
設定画面に戻ります。

設定の保存

本設定が完了したら、設定を永続化するため設定を保存してください。画面上部に表示されるリンクから保存できます。

サイドメニューの[ ネットワーク ]>[ モバイル通信 ]をクリックし、モバイル通信の状態を確認します。

通信モジュールの状態意味
DIALING接続処理中
CONNECTED接続状態
DISCONNECTED切断状態
WARNING

モバイル設定に誤りがある場合など接続が正常に行われていない場合、フェールセーフ機能により機器が自動的に再起動することがあります。ご注意ください。

GUI のプロトコルとポート番号を変更するには

GUI のサイドメニューで[ 詳細設定・制御 ]>[ GUI 設定 ]を選択すると、GUI 設定で使用するプロトコルとポート番号を変更することができます。

詳細については、以下を参照してください。
『 GUI の設定をする 』

上部へスクロール