6.3 ルーティングの設定をする #

ルーティングテーブルやルーティングの設定内容の表示、静的ルーティングの設定を行います。
6.3.1 ルーティングテーブルを表示する #
ルーティングテーブルを表示するには、show routingコマンドを実行します。
書式
show routing
出力フォーマット
TO VIA METRIC INTERFACE ←ヘッダー行
TO VIA METRIC IFNAME
(省略)
出力項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| TO | 宛先ネットワークが表示されます。 |
| VIA | ゲートウェイアドレスが表示されます。 |
| METRIC | メトリック値が表示されます。 |
| IFNAME | インターフェイス名が表示されます。 |
実行例(エッジゲートウェイ バージョン1系、IoTルーター バージョン1系)
コマンドの入力と出力は、すべてのモードで同じです。以下に、一般ユーザーモードの実行例を示します。

amnimo$ show routing ⮠
TO VIA METRIC INTERFACE
default 192.168.0.1 0 eth0
192.168.0.0/24 0.0.0.0 0 eth0
192.168.1.0/24 0.0.0.0 0 br0
実行例(コンパクトルーター、AIエッジゲートウェイ、センサー接続ゲートウェイ、エッジゲートウェイ バージョン2系以降、IoTルーター バージョン2系以降)
コマンドの入力と出力は、すべてのモードで同じです。以下に、一般ユーザーモードの実行例を示します。

amnimo$ show routing ⮠
Status: K - kernel route, C - connected, S - static,
> - selected route, * - FIB route
STATUS TO VIA METRIC INTERFACE
S>* 0.0.0.0/0 172.16.0.1 10 eth0
C>* 127.0.0.0/8 0.0.0.0 lo ←メトリック値が自動設定の場合は表示されません。
C>* 172.16.0.0/24 0.0.0.0 eth0 ←メトリック値が自動設定の場合は表示されません。
6.3.2 ルーティングの設定を表示する #
ルーティングの設定を表示するには、show config routing staticコマンドを実行します。
書式
show config routing static [STATIC-ROUTE-NAME]
設定項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| STATIC-ROUTE-NAME | 静的ルーティング名を指定します。 |
出力フォーマット
# ---- transition to configure mode ----
configure
# ---- routing static STATIC-ROUTE-NAME configure ----
TO-ADDRESS
VIA-ADDRESS
INTERFACE
METRIC
# ---- exit configure mode ----
exit
出力項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| STATIC-ROUTE-NAME | 静的ルーティング名が表示されます。 |
| TO-ADDRESS | 宛先ネットワークアドレスが表示されます。 |
| VIA-ADDRESS | 経路中のゲートウェイIPアドレスが表示されます。 |
| INTERFACE | 経路が割り当てられるインターフェイスが表示されます。 |
| METRIC | 経路上のメトリック値が表示されます。 |
実行例

amnimo(cfg)# show config routing static default ⮠
# ---- routing static default configure ----
routing static default
to 0.0.0.0/0
via 192.168.0.1
metric 0
exit
6.3.3 ルーティングテーブルの設定をする #
ルーティングを設定するには、静的ルーティングの詳細設定モードに移行し、設定コマンドを実行します。
ここで設定した内容は、アムニモ設定情報に書き込まれます。
書式
routing static STATIC-ROUTE-NAME
to TO-ADDRESS/PREFIX
via VIA-ADDRESS
interface IFNAME
metric METRIC
exit
no routing static STATIC-ROUTE-NAME
コマンド
| コマンド | 内容 |
|---|---|
| routing static STATIC-ROUTE-NAME | STATIC-ROUTE-NAMEに静的ルーティング名を指定して実行します。![]() 設定モードで静的ルーティング名を指定して実行すると、指定したルーティング名の詳細設定モードに移行します。 |
| to | 宛先ネットワークアドレスを設定します。 |
| via | 経路中のゲートウェイIPアドレスを設定します。 |
| interface | インターフェイスを設定します。 |
| metric | メトリックを設定します。 |
| exit | 詳細設定モードを終了して、設定モードへ移行します。 |
| no routing static | 静的ルーティング設定を削除します。 |
![]() | 以下のバージョンのファームウェアでは「ゲートウェイIPアドレス」と「インターフェイス」の同時設定が可能になります。 ・ コンパクトルーターシリーズ以外の機器:バージョン3.0.0以降 ・ コンパクトルーターシリーズ:バージョン3.3.0以降 |
|---|
実行例
以下の環境におけるルーティング設定の例を示します。
| インターフェイス | 設定内容 |
|---|---|
| eth0 | 192.168.0.254/24(固定IP) |
デフォルトルートをゲートウェイ①(192.168.0.1)経由のルート設定
amnimo(cfg)# routing static default ⮠
amnimo(cfg-rts-default)# to 0.0.0.0/0 ⮠
amnimo(cfg-rts-default)# via 192.168.0.1 ⮠
amnimo(cfg-rts-default)# exit ⮠
ゲートウェイ②(192.168.0.2)の先に接続されているネットワークA(172.16.1.0/24)へのルート設定
amnimo(cfg)# routing static network_a ⮠
amnimo(cfg-rts-network_a)# to 172.16.1.0/24 ⮠
amnimo(cfg-rts-network_a)# via 192.168.0.2 ⮠
amnimo(cfg-rts-network_a)# exit ⮠
ネットワークA(172.16.1.0/24)へのルート設定を削除
amnimo(cfg)# no routing static network_a ⮠

