9.4 ネットワークの状態を調べる #
ネットワークに問題が生じている可能性がある場合、到達可能性、経路、通信先、通信内容などの情報を調べます。
9.4.1 ネットワークの到達可能性を調べる #

ネットワークの到達可能性を調べるには、pingコマンドを実行します。
書式
ping <DEST_IP_ADDR> [ ipver <v4 | v6> ][ repeat REPEAT ][ size SIZE ][ interval INTERVAL ][ src SRC_IP_ADDR][ tos TOS ][ pmtud <do | want | dont> ][ pattern PATTERN ][ ttl TTL ]
設定項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| DEST_IP_ADDR | ping送信先のIPアドレスまたはFQDNを指定します。必須項目です。 |
| ipver | インターネットプロトコルのバージョンを指定します。 ※1を参照 |
| repeat | REPEATに、ping送信回数を指定します。![]() repeatを省略すると、永久にpingが送信されます。 |
| size | SIZEに、ping送信パケットサイズを、0~65507の範囲で指定します。デフォルトでは「64」が設定されています。 |
| interval | INTERVALに、ping送信の間隔を、1~3600の範囲で指定します。デフォルトでは「1」が設定されています。 |
| src | SRC_IP_ADDRに、送信元IPアドレスまたはインターフェースを指定します。デフォルトでは自身のアドレスが設定されています。 |
| tos | TOSに、ToS(Type of Service)フィールドを16進数で指定します。デフォルトでは「0」が設定されています。 |
| pmtud | Path MTU Discoveryの実行設定をします。 ※2を参照 |
| pattern | PATTERNに、16byteで指定するパケットのデータパターンを、0x0~0xFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF(16進数)の範囲で指定します。 ネットワーク上のデータ依存の問題を見つけるために利用します。 |
| ttl | TTLに、TTL(Time to Live、生存期間)の値を指定します。 |
※1
| 設定 | 表示 |
|---|---|
| v4 | IPv4のみを使用します。デフォルトで設定されています。 |
| v6 | IPv6のみを使用します。 |
※2
| 設定 | 表示 |
|---|---|
| do | プラグメントを禁止します。 DF(Don’t fragment)がセットされます。 |
| want | Path MTU Discoveryによって経路上の最小MTUサイズが検出され、そのサイズより大きい場合は、フラグメントされます。 デフォルトで設定されています。 |
| dont | プラグメントを禁止しません。 DF(Don’t fragment)はセットされません。 |
実行例
コマンドの入力と出力は、すべてのモードで同じです。以下に、一般ユーザーモードの実行例を示します。

amnimo$ ping 192.168.0.106 repeat 10 size 1472 ⮠
PING 192.168.0.106 (192.168.0.106) 1472(1500) bytes of data.
1480 bytes from 192.168.0.106: icmp_seq=1 ttl=64 time=0.467 ms
1480 bytes from 192.168.0.106: icmp_seq=2 ttl=64 time=0.370 ms
1480 bytes from 192.168.0.106: icmp_seq=3 ttl=64 time=0.365 ms
1480 bytes from 192.168.0.106: icmp_seq=4 ttl=64 time=0.358 ms
1480 bytes from 192.168.0.106: icmp_seq=5 ttl=64 time=0.348 ms
1480 bytes from 192.168.0.106: icmp_seq=6 ttl=64 time=0.356 ms
1480 bytes from 192.168.0.106: icmp_seq=7 ttl=64 time=0.351 ms
1480 bytes from 192.168.0.106: icmp_seq=8 ttl=64 time=0.347 ms
1480 bytes from 192.168.0.106: icmp_seq=9 ttl=64 time=0.366 ms
1480 bytes from 192.168.0.106: icmp_seq=10 ttl=64 time=0.353 ms
--- 192.168.0.106 ping statistics ---
10 packets transmitted, 10 received, 0% packet loss, time 9207ms
rtt min/avg/max/mdev = 0.347/0.368/0.467/0.034 ms
9.4.2 ネットワークの経路を調べる #

ネットワークの経路を調べるには、tracerouteコマンドを実行します。
書式(エッジゲートウェイ、IoTルーター)

traceroute <DEST_IP_ADDR> [ipver <v4 | v6> ][ first-hop FIRST-HOP max-hop MAX-HOP ][ noresolve <on|off>][ src SRC_IP_ADDR ][ tos TOS ][ queries QUERIES ][ protocol < icmp | udp[:PORT] | tcp[:PORT] | any[:PORT] > ][ timeout TIMEOUT ]
書式(コンパクトルーター)

traceroute <DEST_IP_ADDR> [ipver <v4 | v6> ][ first-hop FIRST-HOP max-hop MAX-HOP ][ noresolve <on|off>][ src SRC_IP_ADDR ][ tos TOS ][ queries QUERIES ][ protocol < icmp | any[:PORT] > ][ timeout TIMEOUT ]
設定項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| DEST_IP_ADDR | 経路検索対象ホストのIPアドレスまたはFQDNを指定します。必須項目です。 |
| ipver | インターネットプロトコルのバージョンを指定します。 ※3を参照 |
| first-hop | FIRST-HOPに、初回のTTLホップを、1~254の範囲で指定します。デフォルトでは「1」が設定されています。 |
| max-hop | MAX-HOPに、最大ホップ数を、2~255の範囲で指定します。デフォルトでは「30」が設定されています。 first-hopを指定している場合、FIRST-HOPより大きい数値を指定する必要があります。 |
| noresolve | IPアドレスの名前解決をしない場合に指定します。 ※4を参照 |
| src | SRC_IP_ADDRに、送信元IPアドレスを指定します。デフォルトでは自身のアドレスが設定されています。 |
| tos | TOSに、ToS(Type of Service)フィールドを16進数で指定します。デフォルトでは「0」が設定されています。 |
| queries | 1ホップあたりのプローブ数を、1~10の範囲で指定します。デフォルトでは「3」が設定されています。 |
| protocol | tracerouteで使用するプロトコルを指定します。デフォルトでは「udp:33434」が設定されています。 「:」に続けてポート番号を指定することができます。 (例 tcp:80) ※5を参照 ![]() コンパクトルーターでは、設定はicmpおよびanyのみ指定が 可能です。 |
| timeout | TIMEOUTにタイムアウト時間(s:秒)を、1s~600sの範囲で指定します。デフォルトでは「5s」が設定されています。 |
※3
| 設定 | 表示 |
|---|---|
| v4 | IPv4のみを使用します。デフォルトで設定されています。 |
| v6 | IPv6のみを使用します。 |
※4
| 設定 | 表示 |
|---|---|
| on | 名前解決をしない。 |
| off | 名前解決をする。デフォルトで設定されています。 |
※5
| 設定 | 表示 |
|---|---|
| icmp | ICMPプロトコルを指定します。 |
| udp[:1-65535] | UDPプロトコルを指定します。デフォルト値は「53」です。 |
| tcp[:1-65535] | TCPプロトコルを指定します。デフォルト値は「80」です。 |
| any[:1-65535] | TCP/UDPプロトコル区別せず指定します。 デフォルト値は「33434」です。 |
実行例
コマンドの入力と出力は、すべてのモードで同じです。以下に、一般ユーザーモードの実行例を示します。

amnimo$ traceroute www.google.com protocol udp:80 tos 0xA0 first-hop 1 max-hop 255 queries 5 ⮠
traceroute to www.google.com (172.217.26.4), 255 hops max, 60 byte packets
1 _gateway (172.16.10.1) 1.257 ms 1.381 ms 1.304 ms 1.389 ms 1.347 ms
2 ex10.example.or.jp (124.155.80.121) 28.621 ms 29.186 ms 29.163 ms 29.125 ms 29.199 ms
3 ex10-v1.example.or.jp (124.155.80.69) 29.389 ms 29.390 ms 29.548 ms 29.260 ms 29.458 ms
(中略)
8 001.example.or.jp (202.224.51.158) 36.211 ms 38.756 ms 36.620 ms 36.462 ms 36.219 ms
9 209.85.174.82 (209.85.174.82) 36.153 ms 39.213 ms 40.888 ms 40.953 ms 40.916 ms
10 108.170.243.67 (108.170.243.67) 41.282 ms 108.170.243.131 (108.170.243.131) 41.046 ms 108.170.243.67 (108.170.243.67) 40.703 ms 108.170.243.35 (108.170.243.35) 38.841 ms 108.170.243.131 (108.170.243.131) 39.662 ms
11 172.253.70.43 (172.253.70.43) 37.652 ms 40.043 ms 61.698 ms 40.725 ms 108.177.3.255 (108.177.3.255) 40.599 ms
12 72.14.234.66 (72.14.234.66) 39.938 ms 39.947 ms 209.85.244.63 (209.85.244.63) 46.980 ms 72.14.234.66 (72.14.234.66) 45.782 ms 209.85.244.3 (209.85.244.3) 46.583 ms
13 108.170.242.161 (108.170.242.161) 45.936 ms 108.170.242.193 (108.170.242.193) 46.883 ms 108.170.242.161 (108.170.242.161) 46.400 ms 46.024 ms 108.170.242.193 (108.170.242.193) 29.662 ms
14 66.249.95.89 (66.249.95.89) 26.951 ms 26.667 ms 28.706 ms 66.249.95.155 (66.249.95.155) 27.995 ms 28.408 ms
15 nrt20s02-in-f4.1e100.net (172.217.26.4) 28.598 ms 28.480 ms 28.358 ms 24.998 ms 25.580 ms
9.4.3 IPアドレスに対応しているMACアドレスを調べる #

ARP(Address Resolution Protocol)を利用し、IPアドレスとMACアドレスの関連付けを管理しているARPテーブルの情報を取得するには、show arpコマンドを使用します。
ARPテーブルを表示する
ARPテーブルを表示するには、show arpコマンドを実行します。
書式
show arp
出力フォーマット(エッジゲートウェイ、IoTルーター)

Address HWtype HWaddress Flags Mask Iface
IP-ADDRESS HW-TYPE MAC-ADDRESS FLAGS-MASK IFACE
IP-ADDRESS HW-TYPE MAC-ADDRESS FLAGS-MASK IFACE
IP-ADDRESS HW-TYPE MAC-ADDRESS FLAGS-MASK IFACE
(省略)
出力フォーマット(コンパクトルーター)

? (IP-ADDRESS) at MAC-ADDRESS [ether] on IFACE
? (IP-ADDRESS) at MAC-ADDRESS [ether] on IFACE
? (IP-ADDRESS) at MAC-ADDRESS [ether] on IFACE
(省略)
出力項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| IP-ADDRESS | ARPテーブルに登録されているIPアドレスが表示されます。 |
| HW-TYPE | ネットワークインターフェイスのハードウェアタイプが表示されます。 |
| MAC-ADDRESS | IPアドレスに対応しているMACアドレスが表示されます。 |
| FLAG-MASK | MACアドレスのエントリー状態を示すフラグマスクが表示されます。 ※6を参照 |
| IFACE | ネットワークインターフェイスが表示されます。 |
※6
| 設定 | 表示 |
|---|---|
| C | エントリー完了![]() 一定期間、再利用されない場合、テーブルから削除される対象となります。 |
| M | 永続的エントリー完了 |
| P | Publicエントリー |
| A | 自動的に追加されたエントリー状態 |
| ! | 応答がないアドレス |
実行例(エッジゲートウェイ、IoTルーター)
コマンドの入力と出力は、すべてのモードで同じです。以下に、一般ユーザーモードの実行例を示します。

amnimo$ show arp ⮠
Address HWtype HWaddress Flags Mask Iface
192.168.0.204 ether 00:11:22:33:44:55 C eth0
192.168.0.205 ether 00:11:22:33:44:56 C eth0
実行例(コンパクトルーター)
コマンドの入力と出力は、すべてのモードで同じです。以下に、一般ユーザーモードの実行例を示します。

amnimo$ show arp ⮠
? (192.168.0.204) at 00:11:22:33:44:55 [ether] on eth0
? (192.168.0.205) at 00:11:22:33:44:56 [ether] on eth0
9.4.4 ARPテーブルの情報を制御する #

ARPテーブルへの情報の登録およびARPテーブルからの情報の削除を行います。
ARPテーブルに登録する
ARPテーブルに情報を登録するには、arpコマンドを実行します。
書式
arp <IP-ADDRESS> <MAC-ADDRESS>
設定項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| IP-ADDRESS | ARPテーブルに登録するIPアドレスを指定します。 |
| MAC-ADDRESS | IPアドレスに対応させるMACアドレスを指定します。 |
実行例
コマンドの入力と出力は、すべてのモードで同じです。以下に、一般ユーザーモードの実行例を示します。

amnimo$ arp 192.168.0.206 00:11:22:33:44:57 ⮠
ARPテーブルから削除する
ARPテーブルから情報を削除するには、no arpコマンドを実行します。
書式
no arp <IP-ADDRESS>
設定項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| IP-ADDRESS | ARPテーブルから削除するIPアドレスを指定します。 |
実行例
コマンドの入力と出力は、すべてのモードで同じです。以下に、一般ユーザーモードの実行例を示します。

amnimo$ no arp 192.168.0.204 ⮠
9.4.5 パケットをダンプして通信内容を調べる #

パケットをダンプして通信内容を調べるには、packet-dumpコマンドを実行します。
書式(AIエッジゲートウェイ、エッジゲートウェイ、IoTルーター)

packet-dump <ifname IFNAME > [file PCAP-FILE ] [src IP-ADDRESS | dst IP-ADDRESS | protocol <udp | tcp | !udp | !tcp> ] [port PORT_NO | !PORT_NO ] [[rotate SIZE:NUM] [ limit-size LIMIT_SIZE ]][ limit-time LIMIT_TIME ] [silent < true | false >]
書式(コンパクトルーター)

packet-dump <ifname IFNAME > [src IP-ADDRESS | dst IP-ADDRESS | protocol <udp | tcp | !udp | !tcp > ] [port PORT_NO | !PORT_NO ]
設定項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ifname | フィルターとして、IFNAMEにネットワークインターフェイスを指定します。指定可能なインターフェイス名は以下になります。 eth0、lan<0-3>、br<0-9>、ecm0、ppp<0-9>、tun<0-9>、tap<0-9> ![]() ・ 本項目は入力必須です。 ・ 指定可能なインターフェイスは1つです。 |
| file | PCAP-FILEに、キャプチャーが保存されるpcap形式ファイルを指定します。![]() ・ ファイルは、/tmp/packet-dumpディレクトリー以下に作成されます。 ・ 本機能で保存することが可能なファイルの最大サイズは100Mbyte、最大ファイル数は999となります。 ・ ログの容量に応じてファイルサイズが増加するため、本機能以外の要因でtmpfsのサイズを圧迫しないように注意する必要があります。前回ダンプした結果はそのまま残っていますので、不要であれば、削除してできる限りtmpfsの残領域を増やすようにしてください。 ➜ 『9.4.7パケットをダンプした結果を削除する』 ・ コンパクトルーターでは使用できません。 |
| src | フィルターとして、IP-ADDRESSに送信元IPアドレスを指定します。 |
| dst | フィルターとして、IP-ADDRESSに送信先IPアドレスを指定します。 |
| protocol | フィルターとして、プロトコルを指定します。PORT_NOの0~65535の範囲でポート番号を設定します。 ※7を参照 |
| port | フィルターとして、PORT_NOにポート番号を指定します。 また「port !PORT_NO」でポート番号以外を指定することができます。 |
| rotate | pcapファイルをローテートして保存する場合に、SIZE:NUMを指定します。ローテートされたファイル名の末尾には、0、1、2、3…と数値が追加されていきます。 ※8を参照 ![]() ・ コンパクトルーターでは使用できません。 |
| limit-size | LIMIT_SIZEに、ファイルキャプチャーを自動停止するサイズを、1~100の範囲(Mbyte単位)で指定します。![]() ・ コンパクトルーターでは使用できません。 |
| limit-time | 制限時間を超えたときにファイルをローテートしたい場合、LIMIT_TIMEに、ファイルキャプチャーを自動停止する時間(1ファイルあたりの秒)を60~3600秒の範囲で指定します。 ・ コンパクトルーターでは使用できません。 ![]() |
| silent | pcapファイルの記録同時にパケットログのコンソールへの表示を指定します。 ※9を参照 ![]() ・ コンパクトルーターでは使用できません。 |
※7
| 設定 | 表示 |
|---|---|
| udp | UDPプロトコルを指定します。 「protocol !tcp」と指定することもできます。 |
| tcp | TCPプロトコルを指定します。 「protocol !udp」と指定することもできます。 |
※8
| 設定 | 表示 |
|---|---|
| SIZE | 1ファイルあたりのサイズを1~100の範囲(Mbyte単位)で指定します。 |
| NUM | ローテートするファイル数を1~100の範囲で指定します。 |
※9
| 設定 | 表示 |
|---|---|
| true | pcapファイルの記録同時にパケットログをコンソールへ表示しません。 |
| false | pcapファイルの記録同時にパケットログをコンソールへ表示します。 |
![]() | rotate,limit-size両方が未設定の場合は、rotate 10:10(1ファイル10Mbyte,ローテートファイル数10)がデフォルト値として設定されます。 |
|---|
実行例
br0側のパケットにおいてTCPポート80番のパケットを取得してdumpfile.pcapに最大1Mbyteのファイルを3ファイルでローテートして保存するようにします。管理者モードと設定モードで、コマンドの入力と出力は同じです。以下に、管理者モードの実行例を示します。

amnimo# packet-dump ifname br0 file dumpfile.pcap protocol tcp port 80 rotate 1:3 ⮠
キャプチャー結果は以下のように保存されます。
admin@amnimo$ ls -lh /tmp/packet-dump ⮠
total 2.7M
-rw------- 1 root root 1001K Aug 4 14:38 dumpfile_00001_20210804143821.pcap
-rw------- 1 root root 1001K Aug 4 14:39 dumpfile_00002_20210804143847.pcap
-rw------- 1 root root 751K Aug 4 14:39 dumpfile_00003_20210804143914.pcap
9.4.6 パケットをダンプした結果を表示する #

パケットをダンプした結果を表示するには、show packet-dumpコマンドを実行します。
![]() | コンパクトルーターでは、本機能は利用できません。 |
|---|
書式
show packet-dump file <PCAP-FILE>
設定項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| PCAP-FILE | キャプチャーが保存されたpcap形式ファイルを指定します。 |
実行例
『9.4.5パケットをダンプして通信内容を調べる』の実行例のダンプ結果の1ファイルの内容を表示します。管理者モードと設定モードで、コマンドの入力と出力は同じです。以下に、管理者モードの実行例を示します。

amnimo# show packet-dump file dumpfile_00001_20210804143821.pcap ⮠
Running as user "root" and group "root". This could be dangerous.
1 0.000000000 192.168.0.1 → 192.168.0.254 UDP 108 31234 → 22 Len=66
2 0.038015493 192.168.0.254 → 192.168.0.1 UDP 117 22 → 31234 Len=75
3 0.059774154 192.168.0.254 → 192.168.0.1 UDP 127 22 → 31234 Len=85
4 0.103200831 192.168.0.254 → 192.168.0.1 UDP 123 22 → 31234 Len=81
5 0.132931219 192.168.0.254 → 192.168.0.1 UDP 763 22 → 31234 Len=721
6 0.134194090 192.168.0.1 → 192.168.0.254 UDP 120 31234 → 22 Len=78
7 0.135167345 192.168.0.254 → 192.168.0.1 UDP 123 22 → 31234 Len=81
・
・
・
9.4.7 パケットをダンプした結果を削除する #

パケットをダンプした結果を削除するには、no packet-dumpコマンドを実行します。
![]() | コンパクトルーターでは、本機能は利用できません。 |
|---|
書式
no packet-dump [file PCAP-FILE]
設定項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| file | キャプチャーが保存されたpcap形式ファイルを指定し削除します。![]() 指定がない場合は、全パケットファイルを削除します。 ※10を参照 |
※10
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| PCAP-FILE | キャプチャーが保存されたpcap形式のファイル名 |
実行例1
『9.4.5 パケットをダンプして通信内容を調べる』の実行例のダンプ結果の1ファイルを削除します。管理者モードと設定モードで、コマンドの入力と出力は同じです。以下に、管理者モードの実行例を示します。

amnimo# no packet-dump file dumpfile_00001_20210804143821.pcap ⮠
Are you sure you want to delete dumpfile_00001_20210804143821.pcap (y/N): ←yを入力する
実行例2
『9.4.5 パケットをダンプして通信内容を調べる』の実行例の全ダンプ結果を削除します。管理者モードと設定モードで、コマンドの入力と出力は同じです。以下に、管理者モードの実行例を示します。

amnimo# no packet-dump ⮠
Are you sure you want to delete ALL pcap files? (y/N): ←yを入力する


