7.3 時刻を設定する #

手動で時刻を設定する方法と、NTPサーバーを利用して時刻をあわせる方法について説明します。
7.3.1 手動で時刻を設定する #
コマンド操作によって手動で時刻を設定するには、いくつかの方法があります。
時刻を表示する
現在設定されている時刻を表示するには、show dateコマンドを実行します。
![]() | 時刻はRFC 3339フォーマットで表示されます。ただし、日付と時刻の間は、Tではなく半角スペースで区切られています。時刻に続けてタイムゾーンが表示されます。 例えば、以下の場合、+09:00が9時間進んでいる日本標準時を表しています。 2020-05-20 17:30:53+09:00 |
|---|
実行例
コマンドの入力と出力は、すべてのモードで同じです。以下に、一般ユーザーモードの実行例を示します。

amnimo$ show date ⮠
2020-05-20 17:30:53+09:00
時刻を設定する
時刻を入力して手動で時刻を設定するには、date manualコマンドを実行します。
時刻の表示と同じように、RFC 3339フォーマットで時刻を指定します。タイムゾーンを指定する必要はありません。
➜ タイムゾーンの設定については、『7.2 タイムゾーンの設定をする』を参照してください。
実行例
時刻設定は機器の起動制御にかかわるため、一般ユーザーモードで設定することはできません。
以下に、管理者モードの実行例を示します。

amnimo# date manual 2020-05-20 17:40:00 ⮠
amnimo# show date ←時刻を確認する
2020-05-20 17:40:10+09:00
外部のNTPサーバーに問い合わせて時刻をあわせる
ntpプロトコルを使用して、時刻を同期することができます。
書式
date ntp NTP-SERVER
設定項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| NTP-SERVER | NTPサーバーのIPアドレスまたはFQDNを指定します。 |
実行例
時刻設定は機器の起動制御にかかわるため、一般ユーザーモードで設定することはできません。
以下に、管理者モードの実行例を示します。

amnimo# date ntp ntp.nict.jp ⮠
amnimo# show date ⮠ ←時刻を確認する
2020-05-20 17:40:10+09:00
7.3.2 NTPステータスを表示する #
NTPのソース、NTPクライアント、NTP同期パフォーマンスなどのNTPステータスを表示します。
NTPソースを表示する
NTPのステータスを表示するには、show ntp sourcesコマンドを実行します。
➜ NTPクライアントが存在する場合の表示については、次の『NTPクライアントを表示する』を参照してください。
書式
show ntp sources
出力フォーマット
MS Name/IP address Stratum Poll Reach LastRx Last sample
===============================================================================
MS NAME-IP STM PL RCH LRX LAST-SAMPLE
出力項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| M | NTPソースのモードが表示されます。 ※1を参照 |
| S | NTPソースが表示されます。 ※2を参照 |
| NAME-IP | NTPソースの名前またはIPアドレス、ローカル接続している基準クロック(GPSモジュールなど)が表示されます。 |
| STM | Stratumの数値が表示されます。 |
| PL | ポーリング間隔が表示されます。 |
| RCH | ソースの到達可能性が8進法で表示されます。 「377」の場合、最近の8回の通信全体で有効な返信が受信されたことを表しています。 |
| LRX | ソースから最後のパケットを受信してからの経過時間が表示されます。 |
| LAST-SAMPLE | ローカルクロックと最後のソース間のオフセット時間が、以下の形式で表示されます。 xxxx [ yyyy ] +/- zzzz ・ xxxx: 調整オフセット値, ・ yyyy: 計測時オフセット値, ・ zzzz: 見積誤差 |
※1
| 表示 | 内容 |
|---|---|
| ^ | サーバー(同期する上位機器) |
| = | ピア(互いに同期する機器) |
| # | ローカル接続している基準クロック(GPSモジュールなど) |
※2
| 表示 | 内容 |
|---|---|
| * | 同期中 |
| + | 受付可能なソース |
| - | 受付可能なソースから除外されたもの |
| ? | パケットが届かないソース |
| x | 時間的なエラーが発生する |
| ~ | 時間の変動量が過大なソース |
実行例
コマンドの入力と出力は、すべてのモードで同じです。以下に、本機器での一般ユーザーモードの実行例を示します。

通常のNTPサーバーに接続している場合
amnimo$ show ntp source ⮠
MS Name/IP address Stratum Poll Reach LastRx Last sample
===============================================================================
^* 192.168.0.203 1 6 377 38 -1397us[-2217us] +/- 201ms
GPSモジュールが存在する場合(Stratum1のNTPサーバーの場合)
amnimo$ show ntp source ⮠
MS Name/IP address Stratum Poll Reach LastRx Last sample
===============================================================================
#* GPS1 0 4 77 25 -1130us[+3785us] +/- 200ms
![]() | ・ GPS機能がない機器は「GPSモジュールが存在する場合」の実行例は表示されません。 ・ GPS利用時の時刻取得の優先度 GPSのStratumは0のため、GPSでの時刻取得が最優先されます。 また、GPSでの時間取得とインターネットを介したNTPサーバーでの時間取得の優先順位を変更することはできません。 ・ GPS:Stratum0 ・ NTPサーバー:Stratum1~16 |
|---|
NTPクライアントを表示する
NTPクライアントが存在する場合は、show ntp clientsコマンドを実行すると、一覧が出力されます。
書式
show ntp clients
出力フォーマット
Hostname NTP Drop Int IntL Last Cmd Drop Int Last
===============================================================================
HOSTNAME NTP DP1 I1 IL LST1 CMD DP2 I2 LST2
出力項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| HOSTNAME | NTPクライアントのホスト名が表示されます。 |
| NTP | NTPクライアントから受信したNTPパケット数が表示されます。 |
| DP1 | NTPクライアントからの応答タイムアウトのため、受信できなかったNTPパケット数が表示されます。 |
| I1 | NTPパケットの平均間隔が表示されます。 |
| IL | 応答タイムアウトしたあとのNTPパケットの平均間隔が表示されます。 |
| LST1 | 最後にNTPパケットを受信してからの経過時間が表示されます。 |
| CMD | NTPクライアントから受信したコマンドパケット数が表示されます。 |
| DP2 | NTPクライアントからの応答タイムアウトのため、受信できなかったコマンドパケット数が表示されます。 |
| I2 | コマンドパケット平均間隔が表示されます。 |
| LST2 | 最後にコマンドパケットを受信してからの経過時間が表示されます。 |
実行例
コマンドの入力と出力は、すべてのモードで同じです。以下に、一般ユーザーモードの実行例を示します。

amnimo$ show ntp clients ⮠
Hostname NTP Drop Int IntL Last Cmd Drop Int Last
===============================================================================
192.168.0.106 79 0 6 - 14 0 0 - -
172.16.0.2 0 0 - - - 1 0 - 2
NTP同期パフォーマンスを表示する
NTP同期パフォーマンスを表示するには、show ntp trackingコマンドを実行します。
NTPクライアントが存在する場合は、情報が一覧表示されます。
書式
show ntp tracking
出力項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Reference ID | コンピューターが現在同期されているサーバーのrefidおよび名前(またはIPアドレス)が表示されます。 |
| Stratum | 基準クロックが接続されているコンピューターからのホップ数が表示されます。 |
| Ref time | 参照ソースからの最後の測定が処理された時刻(UTC)が表示されます。 |
| System time | システム時刻が表示されます。 |
| Last offset | 最後にクロックが更新された時刻の推定ローカルオフセットが表示されます。 |
| RMS offset | オフセット値の長期平均が表示されます。 |
| Frequency | システムのクロックを修正に失敗した場合に、システムのクロックが間違っているレートが表示されます。 |
| Residual freq | 基準ソースからの測定値が示す周波数と現在使用されている周波数との差が表示されます。 |
| Skew | 周波数の推定誤差範囲が表示されます。 |
| Root delay | コンピューターが最終的に同期されるstratum-1コンピューターへのネットワークパス遅延の合計が表示されます。 |
| Root dispersion | コンピューターが最終的に同期されるstratum-1コンピューターに戻るすべてのコンピューターを通じて累積された合計分散が表示されます。 |
| Update interval | 最後の2つのクロック更新の間隔が表示されます。 |
| Leap status | うるう秒の同期状態が表示されます。 ※3を参照 |
※3
| 表示 | 内容 |
|---|---|
| Normal | 正常状態 |
| Insert Second | うるう秒の挿入状態 |
| Delete Second | うるう秒の削除状態 |
| Not synchronised | 同期されていないうるう状態 |
実行例
コマンドの入力と出力は、すべてのモードで同じです。以下に、一般ユーザーモードの実行例を示します。

amnimo$ show ntp tracking ⮠
Reference ID : C0A800CB (192.168.0.203)
Stratum : 2
Ref time (UTC) : Tue Mar 18 11:14:35 2020
System time : 0.002314539 seconds fast of NTP time
Last offset : +0.004517063 seconds
RMS offset : 0.004669765 seconds
Frequency : 34.202 ppm fast
Residual freq : +3.553 ppm
Skew : 20.510 ppm
Root delay : 0.200332880 seconds
Root dispersion : 0.103083454 seconds
Update interval : 64.4 seconds
Leap status : Normal
7.3.3 NTPサーバーの設定を表示する #
NTPサーバーの設定を表示するには、show config ntpコマンドを実行します。
書式
show config ntp
出力フォーマット
# ---- transition to configure mode ----
configure
#
ntp
# ---- NTP configure ----
ENABLE
max-update-skew SKEW_VALUE
make-steps THRESHOLD_VALUE LIMIT_VALUE
PRIORITY
SYNC_INTERFACE
POOL_INFO
POOL_INFO
POOL_INFO
(省略)
SERVER_INFO
(省略)
GPS_ENABLE
exit
出力項目
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ENABLE | NTPサーバーが有効/無効な場合の情報が表示されます。 ※4を参照 |
| SKEW_VALUE | エラー予想誤差の範囲設定値が表示されます。 |
| THRESHOLD_VALUE | step式同期のしきい値が表示されます。 |
| LIMIT_VALUE | step式同期の制限回数が表示されます。 |
| PRIORITY | NTPサーバーのプロセス優先度設定が設定されている場合、以下のフォーマットで表示されます(オプション設定)。priority PRIORITY_VALUE※5を参照 |
| SYNC_INTERFACE | NTPサーバーの同期設定が設定されている場合、以下のフォーマットで表示されます(オプション設定)。sync-interface SYNC_IFNAME※6を参照 |
| POOL_INFO | NTPサーバープールが設定されている場合、以下のフォーマットで表示されます。pool POOL_ADDRESS MAX-SOURCES複数表示されることがあります。 |
| POOL_ADDRESS | NTPサーバープールのIPアドレス、サーバー名が表示されます。 |
| MAX-SOURCES | NTPサーバープールのソースの最大値が表示されます。 |
| GPS_ENABLE | NTPサーバーと連携するGPS機能の起動が有効/無効な場合の情報が表示されます。 ※7を参照 ![]() センサー接続ゲートウェイ、IoTルーター、屋内タイプコンパクトルーター、屋外タイプ無線LAN搭載コンパクトルーターはGPSに対応していないため、GPS_ENABLEは表示されません。 |
| GPS_INTERVAL | GPSモジュールにアクセスする時間間隔(ミリ秒単位)が表示されます。![]() センサー接続ゲートウェイ、IoTルーター、屋内タイプコンパクトルーター、屋外タイプ無線LAN搭載コンパクトルーターはGPSには対応していないため、GPS_INTERVALは表示されません。 |
| SERVER_INFO | NTPサーバーが設定されている場合、以下のフォーマットで表示されます。server SERVER_ADDRESS [min POLLING_MIN] [max POLLING_MAX] [polltarget POLLING_TARGET] [port PORT_NO]複数表示されることがあります。 |
| SERVER_ADDRESS | NTPサーバーのIPアドレス、サーバー名が表示されます。 複数表示されることがあります。 |
| POLLING_MIN | 最小ポーリング間隔(2の乗数)が表示されます。 |
| POLLING_MAX | 最大ポーリング間隔(2の乗数)が表示されます。 |
| POLLING_TAGET | ポーリング間隔範囲内で、回帰アルゴリズムで使用するポーリングターゲット数が表示されます。 |
| PORT_NO | NTPで利用するUDPポートの番号が表示されます。 |
※4
| 設定 | 表示 |
|---|---|
| 有効 | 「enable」と表示されます。 |
| 無効 | 「no enable」と表示されます。 |
※5
| 設定項目 | 表示 |
|---|---|
| PRIORITY_VALUE | NTPサーバーのプロセス優先度設定が表示されます。 設定範囲は0~99です。 |
※6
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| SYNC_IFNAME | 指定したインターフェイスが接続/切断したタイミングで同期します。 以下の形式で、インターフェイスを指定します。複数のインターフェイスを指定することはできません。 ・ AIエッジゲートウェイ wan0、lan<0-3>、br<0-9>、ecm<0-9>、ppp<0-9>、tun<0-9>、tap<0-9> ・ エッジゲートウェイ eth0、lan<0-3>、br<0-9>、ecm<0-9>、ppp<0-9>、tun<0-9>、tap<0-9> ・ IoTルーター eth<0-1>、br<0-9>、ecm<0-9>、ppp<0-9>、tun<0-9>、tap<0-9> ・ 屋内タイプコンパクトルーター eth0、rmnet_data0 ・ 屋内タイプ無線LAN搭載コンパクトルーター、屋外タイプ無線LAN搭載コンパクトルーター lan<0,1>、wlan<0,1>、br<0-9>、rmnet_data0 |
※7
| 設定 | 表示 |
|---|---|
| 有効 | 「gps GPS_INTERVAL」と表示されます。 |
| 無効 | 「no gps」と表示されます。 |
実行例
NTPの設定は機器の起動制御にかかわるため、一般ユーザーモードで設定を表示することはできません。
以下に、本機器での管理者モードと設定モードの実行例を示します。
amnimo# show config ntp ⮠
# ---- transition to configure mode ----
configure
# ---- NTP configure ----
ntp
enable
max-update-skew 100.0
make-steps 1 3
sync-interface eth0
server ntp.nict.jp min 6 max 10 poolltarget 6 port 123
no gps
exit
# ---- exit configure mode. ----
exit
amnimo(cfg)# show config ntp ⮠
# ---- NTP configure ----
ntp
enable
max-update-skew 100.0
make-steps 1 3
sync-interface eth0
server ntp.nict.jp min 6 max 10 polltarget 6 port 123
no gps
exit
![]() | NTPの詳細設定モードでshow configコマンドを実行すると、設定モードと同様の情報が表示されます。 ※8を参照 |
|---|
※8
amnimo(cfg)# ntp ⮠ ←NTPの詳細設定モードに移行
amnimo(cfg-ntp)# show config ⮠
enable ←以下、設定モードと同じ
(省略)
7.3.4 NTPサーバーの設定をする #
NTPサーバーを設定するには、詳細設定モードに移行し、設定コマンドを実行します。
ここで設定した内容は、アムニモ設定情報に書き込まれます。
![]() | 本機能は「NTPクライアント」として上位のNTPサーバー(インターネットや社内のNTPサーバーなど)から正しい時刻を受信します。 同時に、その機器自身が「NTPサーバー」となり、配下のネットワーク機器や端末に対して、受け取った正しい時刻を配信できます。 [インターネットのNTPサーバー] ↓(時刻を受信) [アムニモ機器:NTPクライアント/サーバー] ↓(時刻を配信) [センサーやカメラなどのIoT機器] |
|---|
書式
ntp
max-update-skew SKEW_VALUE
make-steps THRESHOLD_VALUE LIMIT_VALUE
priority PRIORITY_VALUE
sync-interface SYNC_IFNAME
pool POOL_ADDRESS MAX-SOURCES
gps [GPS_INTERVAL]
server SERVER_ADDRESS [min POLLING_MIN] [max POLLING_MAX] [polltarget POLLING_TARGET] [port PORT_NO] ←serverの設定項目は順不同
no server SERVER_ADDRESS
no pool POOL_ADDRESS
no gps
no make-steps
no max-update-skew
no priority
no sync-interface
no enable
exit
no ntp
コマンド
| コマンド | 内容 |
|---|---|
| ntp | NTPサーバーの設定コマンドを実行します。![]() 設定モードでコマンドを実行すると、詳細設定モードに移行します。 |
| max-update-skew | エラー予想誤差の範囲を、0.1~214748364の範囲で設定します。 デフォルトは、「100.0」です。 |
| make-steps | step式同期のしきい値と制限回数を設定します。 ※9を参照 |
| priority | NTPサーバーのプロセス優先度を設定します(オプション設定)。 ※10を参照 |
| sync-interface | NTPサーバーの同期設定をします(オプション設定)。 ※11を参照 |
| pool | NTPサーバープールのIPアドレス、サーバー名を指定して、NTPサーバープールモードに設定します。複数設定することができます。 ※12を参照 |
| gps | NTPサーバーと連携するGPSデーモンgpsdの起動を有効に設定します。 ※13を参照 ![]() センサー接続ゲートウェイ、IoTルーター、屋内タイプコンパクトルーター、屋外タイプ無線LAN搭載コンパクトルーターはGPSには対応していないため、gpsコマンドを実行することはできません。 ![]() 本設定を有効にすることで、「stratum-0」からGPSで時刻同期することができるようになります。その場合、本製品は「stratum-1」として動作します。 |
| server | SERVER_ADDRESSに時刻同期を行うNTPサーバーのIPアドレスまたはサーバー名(FQDN)を指定します。 以下を指定しない場合、デフォルト値が設定されます。また、以下は、順不同で指定することができます。 ※14を参照 |
| enable | NTPサーバーの起動を有効化し、サービスを起動します。GPSデーモンが無効な場合、GPSデーモンも有効化します。![]() センサー接続ゲートウェイ、IoTルーター、屋内タイプコンパクトルーター、屋外タイプ無線LAN搭載コンパクトルーターはGPSに対応していないため、GPSデーモンを有効化することはできません。 |
| show | NTPサーバーの設定を表示します。 ➜ 詳しくは、『7.3.3 NTPの設定を表示する』を参照してください。 |
| no server | NTPサーバーの設定を削除します。 |
| no pool | NTPサーバープールの設定を削除します。 |
| no gps | GPSデーモンの設定を削除し、GPSデーモンを停止します。![]() センサー接続ゲートウェイ、IoTルーター、屋内タイプコンパクトルーター、屋外タイプ無線LAN搭載コンパクトルーターはGPSに対応していないため、no gpsコマンドを実行することはできません。 |
| no make-steps | step式同期のしきい値を削除します。 |
| no max-update-skew | エラー予想誤差の範囲設定を削除します。 |
| no priority | NTPサーバーのプロセス優先度設定を削除します。 |
| no sync-interface | NTPサーバーの同期設定を削除します。 |
| no enable | NTPサーバーの起動を無効化し、サービスを停止します。GPSデーモンが有効な場合、GPSデーモンも無効化します。![]() センサー接続ゲートウェイ、IoTルーター、屋内タイプコンパクトルーター、屋外タイプ無線LAN搭載コンパクトルーターはGPSに対応していません。 |
| exit | NTPサーバーの詳細設定モードを終了して、設定モードへ移行します。 |
| no ntp | NTPサーバーの設定を削除します。 |
※9
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| THRESHOLD_VALUE | step式同期のしきい値を、0.1~214748364の範囲で設定します。デフォルトは、「1」です。ここで設定したしきい値を超えると、同期が開始されます。 |
| LIMIT_VALUE | step式同期の制限回数を、1~214748364の範囲で表示されます。デフォルトは、「3」です。 ここで設定した制限回数を超えると、step式同期が停止します。 |
※10
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| PRIORITY_VALUE | NTPサーバーのプロセス優先度を、0~99の範囲で設定します。 |
※11
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| SYNC_IFNAME | 以下の形式で、接続/切断したタイミングで同期するインターフェイスを指定します。 複数のインターフェイスを指定することはできません。 ・ AIエッジゲートウェイ wan0、lan<0-3>、br<0-9>、ecm<0-9>、ppp<0-9>、tun<0-9>、tap<0-9> ・ エッジゲートウェイ eth0、lan<0-3>、br<0-9>、ecm<0-9>、ppp<0-9>、tun<0-9>、tap<0-9> ・ IoTルーター eth<0-1>、br<0-9>、ecm<0-9>、ppp<0-9>、tun<0-9>、tap<0-9> ・ 屋内タイプコンパクトルーター eth0、rmnet_data0 ・ 屋内タイプ無線LAN搭載コンパクトルーター、屋外タイプ無線LAN搭載コンパクトルーター lan<0,1>、wlan<0,1>、br<0-9>、rmnet_data0 |
※12
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| POOL_ADDRESS | NTPサーバープールのIPアドレス、サーバー名を設定します。 |
| MAX-SOURCES | NTPサーバープールのソースの最大値を、1~16の範囲で設定します。デフォルトは、「4」です。 |
※13
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| GPS_INTERVAL | GPSモジュールにアクセスする時間間隔(ミリ秒単位)を、100.0~1000.0の範囲で設定することができます。デフォルトは、「100.0」です。![]() ・ NTPサーバーは、gpsdデーモンからGPS情報を取得します。 ・ GPS_INTERVALを省略すると、デフォルトの「100.0」が使用されます。 ![]() ・ 屋内タイプ無線LAN搭載コンパクトルーターでは「1000.0」固定になります。 |
※14
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| min | NTPサーバーへの最小ポーリング間隔(2の乗数)を、-4~24の範囲で設定します。デフォルトは、「6」(64秒)です。 |
| max | NTPサーバーへの最大ポーリング間隔(2の乗数)を、0~24の範囲で設定します。デフォルトは、「10」(1024秒)です。 |
| polltarget | ポーリング間隔範囲内で、回帰アルゴリズムで使用するポーリングターゲット数を、6~60の範囲で設定します。デフォルトは、「6」です。 |
| port | NTPで利用するUDPポートの番号を、1~65535の範囲で設定します。デフォルトは、「123」です。 |
実行例1
以下に、本機器をNICTで公開されている日本標準時に設定する場合の実行例を示します。NTPサーバーへの最小ポーリング間隔は64秒(2の6乗)、最大ポーリング間隔1024秒(2の10乗)、ポーリングターゲット数は6、NTPのポート番号は123と設定します。
amnimo(cfg)# ntp ⮠
amnimo(cfg-ntp)# server ntp.nict.jp min 6 max10 polltarget 6 port 123⮠
amnimo(cfg-ntp)# enable ⮠
amnimo(cfg-ntp)# exit ⮠
実行例2
以下に、本機器をGPSで時刻同期する設定する場合の実行例を示します。
amnimo(cfg)# ntp ⮠
amnimo(cfg-ntp)# gps 1000.0 ⮠ ←1000ms間隔でGPSによる時刻同期を行う
amnimo(cfg-ntp)# enable ⮠
amnimo(cfg-ntp)# exit ⮠
時刻取得のタイミングについて
GPS利用時とインターネットを介したNTPサーバーの利用時で、時刻取得のタイミングが異なります。
| 同期先 | 時刻取得タイミング |
|---|---|
| GPS | GPS_INTERVALで設定された時間(単位ミリ秒数)で時刻同期が行われていきます。![]() センサー接続ゲートウェイ、IoTルーター、屋内タイプコンパクトルーター、屋外タイプ無線LAN搭載コンパクトルーターはGPSに対応していません。 |
| NTPサーバー | POLLING_MIN、POLLING_MAXで設定された時間(単位秒数)で時刻同期が行われていきます。 また、sync-interface SYNC_IFNAMEで設定している場合は、当該インターフェイスが接続されたタイミングで時刻取得を実行します。 |
実行例3
以下は、本機器を スタンドアロンのNTP サーバーとして起動する際の実行例です。外部ネットワークに接続せず、実験目的でローカルネットワーク配下の端末を異なる時刻を設定したい場合、本機器をローカルNTPサーバーとして使い、それぞれの端末に任意の時刻情報を配信することで、ネットワーク内だけで自由に時刻を制御できます。
この場合、上位 NTP サーバーや GPS の設定が行われていないため、時刻の補正は行われません。ご注意ください。
amnimo(cfg)# ntp ⮠
amnimo(cfg-ntp)# enable ⮠
amnimo(cfg-ntp)# exit ⮠


